蓮始開(はすはじめてひらく) 七十二候の中で、小暑(しょうしょ)の次候にあたります。 蓮(ハス)の花が開き…
2021.07.21 up
桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)
桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)
七十二候の中で、大暑(たいしょ)の初候にあたります。
淡い紫色の桐の花が実を結ぶ頃。
梅雨明け間近で猛暑日のはじまり。
桐は高級木材として重宝され、箪笥(たんす)や箏(こと)などの原料になります。特に桐箪笥は高級家具の代名詞です。
また、女の子が生まれると桐を植え、成人して結婚する際にはその桐で箪笥を作り嫁入り道具に持たせると言われるほど、成長の早い樹木として知られています。
身近なものとしては500円硬貨の裏側やパスポートに桐紋が刻印されています。
隅田川花火大会
隅田川花火大会は、例年7月の最終土曜日に行われる東京の盛夏の風物詩です。
江戸時代の1733年(享保18年)、八代将軍徳川吉宗が当時の大飢饉や江戸に流行した疫病による死者供養と災厄除去を祈願し、隅田川で水神祭が行い、その際に花火を上げたのが起源とされます。 以降、「両国の川開き」に花火が打ち上げられ、昭和53年に「隅田川花火大会」と名を改め、開催されることになりました。
花火の掛け声で知られる「たまや~」「かぎや~」は、鍵屋と玉屋という二大花火師の競演に見物人が良いと思った方の名を呼んだことがはじまり。今にも残る江戸の粋です。
1年を72に区切って、季節を細かく分け、そのひとつひとつは気象の変化や動植物の様子を短い言葉で表現されています。『二十四節気』は半月ごとの季節の変化を示していますが、これをさらに分けて、5日ごとに区切って表したものを『七十二候』といいます。季節の変化を細かく見つめ、農作業に生かしていたようです。
意外と知らないカレンダーのあれこれ 教えて!めくろう君(七十二候について)
春夏秋冬の『四季』。立春から大寒までの『二十四節気』。そして、それをさらに細かく分けて表現した『七十二候』。言葉にはさまざまな意味が込められており、字面を見るだけでも季節を感じられそうです。
旬の野菜は、身体を冷やしてくれて、水分補給にもなるきゅうり。他には、夕涼みのビールにぴったりな枝豆だよ!
めくろうくんのココがポイント!
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色彩暦(二十四節気入)
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四季の移り変わりと共にある二十四節気、方位や時間、日々の吉凶を示す六曜など、日本の暦は365日、1日1日がそれぞれの意味を持っています。1日の大切さと四季折々の暮らしの節目を、暦の中で感じてください。12ヵ月のイメージを12色で伝える、使いやすいカレンダーです。
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