2022.09.23 up

暦のおはなし

秋分(しゅうぶん)

暑すぎず寒すぎないこれからの時期は、アウトドアにはもってこいの季節。インテリアも涼しげなものから、温もりのある秋物のファブリックに模様替えしましょう。落ち着いた秋色とほっこりする手触りで気分も変わります。お出かけついでにおいしい秋の味覚もしっかりと味わって秋の一日を満喫しましょう!

 

二十四節気のひとつ、秋分とはどのような季節なのでしょうか。

 

秋分(しゅうぶん) 9月23日頃

秋分とは昼と夜の長さがほぼ同じになる日。この日を境に日が短くなり、夜が長くなっていきます。

秋分の日をはさんだ前後三日間は秋彼岸。

「暑さ寒さも彼岸まで」といわれ季節の移り変わりを実感する頃。過ごしやすく気候もいいので、家族みんなでお墓参りに出かけて、ご先祖様を供養しましょう。

 

 

*   *   *

 

 

七十二候

 

初候 雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)

9月23日~9月27日頃

春から夏にかけて鳴り響いた雷が鳴らなくなってくる。

雷乃収声

 

次候 蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)

9月28日~10月2日頃

虫たちが土の中にもぐり、冬ごもりの準備を始める。

 

 

末候 水始涸(みずはじめてかるる)

10月3日~10月7日頃

田んぼの水を抜き、稲刈りをするころ。

 

 

旬の食材

きのこ

旨味がぎゅっと詰まって栄養価も高い秋の味覚のひとつ、きのこ。

しめじにえのき、しいたけ、まいたけ、エリンギと、毎日の食卓で大活躍してくれます。そのまま焼いても美味しいですし、炊き込みご飯やパスタに絡めたり、炒めものに混ぜたりと和・洋・中どの料理にも使いやすい、まさに主婦の味方です。保存はパックのまま野菜室で、使いきれない場合には食べやすい大きさにほぐして冷凍しておいても便利です。

 

[今月のRemind 9月編] 秋の旨味を存分に楽しむ常備菜「きのこのにんにくソテー」

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2021.09.29 up

今年もきのこが美味しい季節がやってきました。スーパーなどでは年中手に入りますが、やっぱり旬のものは旬の時期に食べたいです…

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[今月のRemind 10月編] 何かと使える秋の常備菜「よりどりきのことベーコンの和風ソテー」

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2020.10.13 up

秋の味覚のひとつ、きのこ。しめじにえのき、しいたけ、まいたけ、エリンギと、毎日の食卓で大活躍してくれていますよね。価格も…

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季節の行事

彼岸(秋のお彼岸)

雑節のひとつで春と秋の年二回、お墓参りやお坊さんにお経を上げてもらってご先祖様の供養を行う日本独自の慣わしです。秋分の日を真ん中にして前後3日間、合わせて7日間を秋のお彼岸といいます。最初の日を彼岸入り、最後の日を彼岸明けと呼び、同じように春分の日をはさんで春のお彼岸があります。「彼岸」とは仏教用語で、極楽浄土の世界。対して、私たちが現在生きている俗世を「此岸」といいます。秋のお彼岸のお供えものといえば「おはぎ」、春のお彼岸には「ぼたもち」をお供えします。

 

秋彼岸

 

 

衣替え(10月1日)

地域によって差はありますが、10月1日をめどにクールビズも終了し、多くの学校や企業、官公庁などで衣替えが行われます。衣替えは、古くは「更衣(こうい)」と呼ばれ平安時代には年2回の宮中行事でした。その後江戸時代には武家社会のしきたりとして年4回行われたのちに明治時代になると洋服の浸透とともにまた年に2回に戻ります。夏服への衣替えは6月1日、冬服への衣替えは10月1日となり、制服が洋服だった役人・軍人・警察官から始まり、次第に官公庁・企業・学校にも定着していき、私たちのよく知る今の衣替えとなっていきました。制服がなければ衣替えを意識することはあまりないかもしれませんが、冬物をまだ片付けていない人や夏物の準備がまだの人は、これを機に取り掛かりましょう。

 

[今月のRemind 10月編] 10月1日は衣替え。でもどうして10月1日なの?

読みもの

[今月のRemind 10月編] 10月1日は衣替え。でもどうして10月1日なの?

2020.10.01 up

10月になりめっきり涼しくなりました。地域によって差はありますが、10月1日をめどに多くの学校や企業、官公庁などで衣替え…

10月になりめっきり涼しくなりました。地域によって差はありますが、10月1日をめどに多くの学校や企業、官公庁などで衣替え…

 

 

季節のもの

秋蒔きの花

涼しくなって庭仕事もはかどる季節。そろそろパンジーやビオラなど、秋蒔きの花の種まきをしましょう。冬から春にかけて長く花を楽しめます。苗を買うのもいいですが、種だとたくさんの品種から選ぶことができます。どんなお庭にしようかな?と悩む時間も楽しいですね。色とりどりのお庭をイメージして秋蒔きの草花の種を蒔いてみましょう。

 

パンジー

 

*   *   *

 

春分の日、秋分の日の日付を決めるのは国立天文台。春分の日、秋分の日などが記された「暦要項(れきようこう)」を、前年2月1日に発行される官報に掲載することによって発表しているよ!

めくろうくんのちょっと雑学!?

 

寒露

 

 

*   *   *

 

 

『二十四節気(にじゅうしせっき)』 とは・・・
暦の上での日付とは別に、太陽の動きをもとに1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、それぞれをさらに6つに分けて24の季節に区切ったものを『二十四節気』といいます。それは、日本の自然を表現するような言葉が並んでいて、現在でも季節の節目などを示す言葉として使われています。

詳しくはこちらから

 意外と知らないカレンダーのあれこれ 教えて!めくろう君(二十四節気について)

 

 

この他にも馴染み深い「夏至」や「冬至」など、全部で24の言葉があります。なにげなくカレンダーなどで見ていたものも、意味を知ることで暮らしの中でより季節を味わうことができます。『二十四節気』を知って、日本の季節の移ろいを楽しんでみてください。

 

二十四節気と七十二候[2022年版]

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二十四節気と七十二候[2022年版]

2022.01.11 up

二十四節気(にじゅうしせっき) 暦の上での日付とは別に、太陽の動きをもとに1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、それぞれをさ…

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色彩暦(二十四節気入)

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四季の移り変わりと共にある二十四節気、方位や時間、日々の吉凶を示す六曜など、日本の暦は365日、1日1日がそれぞれの意味を持っています。1日の大切さと四季折々の暮らしの節目を、暦の中で感じてください。12ヵ月のイメージを12色で伝える、使いやすいカレンダーです。

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