暮らしの中で、そっと季節を感じさせてくれる旬の花。

 

「季節のしつらえ」なんて言うと丁寧に暮らしているようで憧れますが、忙しい毎日の中ではなかなかそんな余裕はないかもしれません。

 

そこで「難しく考えず、とりあえず一輪飾ってみませんか？」というcalendiaからの提案です。

旬の花一輪とお気に入りの一輪挿しを用意したら、あとは自由に活けるだけ。

 

飾る場所に迷ったら、毎日見るカレンダーの近くもおすすめ。

カレンダーを見るたびに花から癒やしをもらえます。

 

このコーナーでは、お手頃価格で気軽に飾れる、季節の切花や枝物を紹介します。

 

 

 

 

2月のおすすめ　①コデマリ

 

 

白くて可憐な小花が手毬状に密集して咲くコデマリは、春の定番の枝物。花屋さんの店先に並ぶ姿に、春が近いことを感じます。

ひと枝にたくさんの花がつくのでボリュームがあり、ひと枝あるだけで簡単に華やかな空間を作れます。枝ぶりを生かして大胆に飾ったり、小枝を切り分けてコンパクトに飾ったり、花器を生かしていろんな飾り方を楽しみたいですね。

 

まだまだ寒い日が続きます。ふんわりと優しい雰囲気をまとったコデマリで、春を少し先取りしてみませんか？

 

 

 

[花言葉]

友情、優雅、品位、努力

 

[特徴]

中国原産のバラ科シモツケ属の落葉低木。花をつけた枝物は1月下旬ごろから4月頃まで出回ります。手毬状に連なって咲く小花と、美しくしなる枝のラインが特徴で、アレンジの主役にも脇役にもなれる人気の花材です。

 

[お手入れのポイント]

水を好むので水切れには注意が必要です。切り口の枝が太い場合は縦に切り込みを入れるか、ハンマーなどで叩いておきましょう。花は枯れるとポロポロと落ちてくるので、置き場所はよく考えましょう。

 

[価格]

一本　200〜400円程度

 

写真のカレンダーはこちら

 

 

 

2月のおすすめ　②桃

 

 

真っ直ぐに伸びる枝が潔く、繊細なピンクの花がかわいい桃。和風の花器に活ければ、手軽に日本らしい春を感じられますね。

季節を表現する七十二候にも使われており、桃の花が咲き始める頃を意味する「桃始笑（ももはじめてさく）」は3月11日ごろ。本来の開花時期は3月半ばです。しかし花屋さんに切り花が出回るのは、3月3日の桃の節句にかけての今の時期だけ。女の子の大切な節句に向けて、桃の花で気分を高めていきましょう。

 

 

 

[花言葉]

チャーミング、気立ての良さ

 

[特徴]

3月の中旬から5月にかけて花を咲かせます。花木としても果樹としても人気で、花を鑑賞するために栽培される品種は花桃と呼ばれます。花色は赤、桃色、白。さまざまな咲き方や樹形の品種が存在します。

 

[お手入れのポイント]

つぼみは衝撃に弱く落ちやすいので丁寧に扱いましょう。細い枝は斜めにカットして、太い枝は十文字に切り込みを入れてから水に入れましょう。乾燥に弱いので、なるべく湿度の高い部屋におくか、霧吹きで水を吹きかけて。

 

[価格]

500〜700円程度

 

写真のカレンダーはこちら

 

 

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カレンダーと旬の花を一緒に飾ると、情報と情緒の両方で季節を感じることができます。

季節の花がある暮らしを、気軽に楽しんでみてくださいね♪