暮らしの中で、そっと季節を感じさせてくれる旬の花。

 

「季節のしつらえ」なんて言うと丁寧に暮らしているようで憧れますが、忙しい毎日の中ではなかなかそんな余裕はないかもしれません。

 

そこで「難しく考えず、とりあえず一輪飾ってみませんか？」というcalendiaからの提案です。

旬の花一輪とお気に入りの一輪挿しを用意したら、あとは自由に活けるだけ。

 

飾る場所に迷ったら、毎日見るカレンダーの近くもおすすめ。

カレンダーを見るたびに花から癒やしをもらえます。

 

このコーナーでは、お手頃価格で気軽に飾れる、季節の切花や枝物を紹介します。

 

 

 

 

5月のおすすめ　①カーネーション

 

 

5月の第２日曜は「母の日」。

5月になると花屋さんの店先には、切花や鉢植えのたくさんのカーネーションが並びます。

幾重にも重なったフリルの様な花が愛らしく、花束でも一輪でも存在感と華やかさがあります。定番の赤の他、黄、白、ピンク、オレンジ、紫など豊富なカラーが揃うのもこの時期ならでは。お母さんに贈るだけでなく、お部屋にも飾って母の日を彩ってみませんか？

 

 

[花言葉]

純粋な愛、母の愛（赤）
気品（紫）

 

[特徴]

4〜6月に開花時期を迎えるナデシコ科の花。品種や花色が非常に豊富で、最近では絶妙な色合いのニュアンスカラーも増えています。ブーケやアレンジの定番花材として一年中出回っていますが、出荷が多いのは母の日を控えた4月下旬から5月中旬。一輪咲きのものと、枝分かれして咲くスプレー咲きのものがあり、花器に合わせて選ぶのもおすすめです。

 

[お手入れのポイント]

カーネーションは比較的長く楽しめる切花です。切り口は斜めにカットし、水に浸かる部分の葉は取り除いておきましょう。茎には節があるので、水を吸収しやすくするために節の上をカットするようにしましょう。

 

[価格]

一本　200〜300円程度

 

写真のカレンダーはこちら

 

 

 

5月のおすすめ　②デルフィニウム

 

 

透け感のある花びらと爽やかなブルーが、清々しいこの季節にぴったりのデルフィニウム。

繊細で優しい雰囲気がナチュラルなインテリアによく馴染み、特徴的な形のグリーンのつぼみもいいアクセント。

二十四節気の「立夏」を迎え次第に夏めいてきたこの日々に、涼しい風を運んでくれそうな一輪です。

 

 

[花言葉]

清明、高貴

 

[特徴]

5〜7月に開花時期を迎えるキンポウゲ科の花。天然の青色の花は珍しく、アレンジなどに重宝されています。他に白やピンクなども。大きく3つの系統に分類され、スプレー咲きのシネンシス系、１本立ちのエラータム系、その中間の様な形のベラドンナ系があります。（写真のデルフィニウムはシネンシス系）

 

[お手入れのポイント]

切り口は斜めにカットして、水に浸かる部分の葉は取り除いておきましょう。日持ちしにくいので、水は浅めにしてこまめに取り替えましょう。

 

[価格]

一本　400〜500円程度

 

写真のカレンダーはこちら

 

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カレンダーと旬の花を一緒に飾ると、情報と情緒の両方で季節を感じることができます。

季節の花がある暮らしを、気軽に楽しんでみてくださいね♪