2024.06.17 up

[季節を愉しむ一杯] 6月 -梅ソーダ-

移ろいゆく季節の中でほんの少し足を止め、その時その時に寄り添った一杯をゆっくり味わってみませんか?

 

季節をぎゅっと詰め込んだその味わい、香り、色彩が、慌ただしく過ぎ去る日々に彩りを添えてくれます。

 

旬の食材を使ったものや年中行事にまつわるものなど、暮らしの中で気軽に季節を愉しめるドリンクを毎月一杯ずつ紹介します。

 

 

 

 

6月の一杯「梅ソーダ」

 

梅ソーダ

 

 

今年も「梅仕事」の季節がやってきました。

スーパーや直売所に並ぶ梅を楽しみにしている人も多いことでしょう。

梅酒や梅シロップ作りに必要なものを揃えた特設コーナーも目につくようになりました。

しかし、今年は暖冬だったせいで梅の収穫量がとても少ないのだとか。

見つけたら買っておく、く らいが良いかもしれません。

 

さて、今回ご紹介する今月の一杯は、そんな梅を使った「梅ソーダ」。
今回は「梅シロップを作るのは、時間も手間もかかるしちょっと面倒…」なんて人でも手軽にでき る、時短の梅シロップを使います。

 

6月も中旬になると、一部の地域では梅雨入り済み。

じめじめした空気をスカッと爽やかにしてく れる、甘酸っぱくてシュワシュワな「梅ソーダ」を、ぜひ作ってみてください!

 

 

では早速、まずは時短でできる梅シロップ作りから。

青梅、氷砂糖を同量用意します。

 

買ってきた青梅は、水洗いしてさっと水気を切り、キッチンペーパーなどで優しく水気を拭き取ります。

その後、竹串を使って、なり口についているヘタを取り除いてください。

 

下ごしらえについて、詳しくはこちら

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収穫した梅で保存食を作る初夏の年中行事、梅仕事。スーパーなどでも、青梅、焼酎、氷砂糖といった梅仕事に必要なものがセットに…

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ここからが時短のポイント!

下ごしらえの済んだ梅をジッパーバッグなどに入れ、冷凍庫で凍らせます。

 

梅ソーダ作り

 

梅を凍らせることで、表皮にわずかなヒビが入り、梅のエキスが出やすくなるのです。

 

梅

完全に凍りました。

 

梅シロップ

 

新品のジッパーバッグに、氷砂糖と凍った梅を交互に入れ、空気を抜いて密閉します。

保存用のガラス瓶を使っても良いですが、その場合は必ず煮沸消毒を。

新品のジッパーバッグを使えば、煮沸の手間が省け、手軽にできますね。

 

梅シロップ

 

直射日光を避け、冷暗所で約1週間保存します。

時々袋を揉んだり揺らしたりして、氷砂糖を溶かしてください。

梅からシロップが出始めたら、袋から空気を抜いて密封してください。

 

梅シロップ

1週間でこのような状態になりました。

 

梅シロップ

 

通常の梅シロップは1ヶ月ほどかかりますが、冷凍梅を使えば約1週間で梅シロップの完成です。

あとはお好きな濃さになるように炭酸水で割れば、梅ソーダの出来上がり!

 

シロップを長期保存する場合は、鍋に入れて80°C以上で15分ほど加熱し、冷ましてから冷蔵庫で保存してください。
取り出した梅の実はジャムに加工するのがおすすめです。

 

 

まだかなまだかな、とワクワクしながら飲み頃を待つのも梅仕事の醍醐味。

…といえども、早く味わいたい気持ちも湧いてきてしまうもの。

冷凍梅を使った時短の梅シロップで、今年はちょっとお手軽に梅ソーダを味わってみませんか?

 

 

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