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女の子の健やかな成長を祝う『上巳の節句』
2022.03.03 up
上巳の節句(じょうしのせっく) 3月3日 3月3日は五節句のひとつ、上巳の節句。 五節句とは、古代中国で奇数の月と日が重…
上巳の節句(じょうしのせっく) 3月3日 3月3日は五節句のひとつ、上巳の節句。 五節句とは、古代中国で奇数の月と日が重…
2025.03.01 up
日本には暮らしに根付いた「縁起物」がたくさんあります。
長い歴史の中で人々は、五穀豊穣、長寿、無病息災、商売繁盛、家内安全など、さまざまな願いや祈りを込めて「縁起が良い」とされるものを食し、飾り、身につけ、暮らしてきました。
その思いは今も大切に受け継がれています。
このコーナーでは、毎月季節にちなんだ「縁起物」をご紹介。
招福開運を願って、気軽に暮らしに取り入れてみてくださいね!
3月の年中行事といえば、3月3日の桃の節句。
女の子の健康と幸福を願う「ひな祭り」でお馴染みですよね。
こちらもチェック!
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2022.03.03 up
上巳の節句(じょうしのせっく) 3月3日 3月3日は五節句のひとつ、上巳の節句。 五節句とは、古代中国で奇数の月と日が重…
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読みもの
2021.02.18 up
2021年2月18日は、二十四節気の一つ、雨水(二十四節気についてはこちら)。降る雪が雨に変わる頃という意味です。雨水に…
2021年2月18日は、二十四節気の一つ、雨水(二十四節気についてはこちら)。降る雪が雨に変わる頃という意味です。雨水に…
そんなひな祭りを彩るひな菓子であり、縁起物の一つ、「菱餅」。
ピンク、白、緑の3色は華やかなひな祭りのイメージとしてすっかり定着していますが、それぞれの色には意味があると言われています。
まずはピンク色。
クチナシの実で着色した淡いピンク色が表しているのは桃の花。桃は古くから魔除けの力があるとされています。(詳細は、後述の3月の縁起物③にて)
次に、真ん中の白色。
白はこの時期ならではの残雪を表しており、清浄を意味しています。
また、昔は菱餅の白い餅には菱の実を入れる習慣があり、繁殖力の強い菱にあやかり子孫繁栄の意味が込められていたとも。
そして、最後に緑色。
緑色は春の芽吹きを表しており、最近は鮮やかに着色した餅もありますが、本来は草餅。薬草でもあるヨモギは邪気を祓ってくれるとされ、 無病息災や健康への願いが込められています。
菱形なことにも意味がありますが、諸説ありはっきりとした由来はわかっていません。
繁殖力の強い菱の実の形を模して、子孫繁栄や長寿を願っているという説が有力なようです。
色にも形にも、様々な祈りや願いが込められた菱餅。
ひな祭りの縁起物として、飾り終えた後はおいしくいただいてください。
小さく刻めばひなあられにもできますよ♪
ひなあられの詳しい作り方はこちらをチェック!
読みもの
2022.03.03 up
3月3日は、上巳の節句。桃の節句やひな祭りとも言いますね。女の子の健やかな成長と幸せを願う節句行事です。 …
3月3日は、上巳の節句。桃の節句やひな祭りとも言いますね。女の子の健やかな成長と幸せを願う節句行事です。 …
春分の日を真ん中にして、それぞれ前後3日ずつ、計7日間は春のお彼岸。
昼間の時間が延びて暖かくなり、本格的な春の訪れです。
お彼岸にはお墓参りをしてご先祖様を供養する習慣があり、そこで仏壇などにお供えするのが「ぼた餅」。
季節を問わず美味しい和菓子としても身近なぼた餅ですが、縁起物だとご存じでしたか?
稲作信仰で昔から神の力が宿ると言われているお米。そんなお米からできているお餅も同じように神聖な食べ物として、おめでたい席やお供えものに使われてきました。
そしてお餅をつつむあんこ。小豆の赤い色は厄や病を払う神聖な色とされ、 魔除けの意味が込められています。
ちなみに、秋のお彼岸にいただく「おはぎ」も同じようなあんこのお餅ですが、春は春の花「ボタン」にたとえて「ぼた餅」、秋は秋の花「ハギ」にたとえて「おはぎ」と呼び分けられています。
収穫したばかりの小豆を使うおはぎは、小豆の皮が柔らかくそのまま使えるためつぶあん。
時間が経ち皮が固くなってしまった小豆を使うぼた餅は、皮を取り除いたこしあん。
昔はそんな違いがあったそうですが今はそこまで区別されていないようです。
お彼岸が近づくと和菓子屋さんにずらりと並ぶたくさんのぼた餅。ご先祖様に感謝し、家族の無病息災を祈りながら、おいしくいただきましょう。
3月3日のひな祭りが「桃の節句」と言われるように、雪解けの進む3月上旬〜半ば頃に開花し、愛らしいピンク色で春を演出してくれる「桃」。
季節を表現する七十二候にも使われており、3月11日ごろから始まる「桃始笑(ももはじめてさく)」は桃の花が咲き始める頃を意味します。
七十二候について、詳しくはこちらをチェック!
中国が起源で歴史の古い桃。
長寿を司り、厄除けや魔除けの力を持つ神聖な木とされ、中国には桃の実を食べて不老長寿となる伝説も存在しています。
縁起のいい植物の一つとして、古くから儀式などでも使われ、親しまれてきました。
日本でも、桃の実を投げて鬼を追い払ったイザナギノミコトについて古事記に記載があったり、昔話のド定番「桃太郎」があったりと、邪鬼を払うものとして桃が描かれています。
また、桃は1本の木に対して500個ほどのたくさんの実をつけることから、子孫繁栄の縁起物でもあります。
実はジューシーでおいしく、花は可憐で美しく、さらに厄除け、長寿、子孫繁栄の縁起物でもある桃。
部屋に飾れば、空間が華やかになるだけでなく運気もぐんとアップしそうです。
花屋さんや農産物直売所、ネットなどで枝ものを購入できますので、ぜひお部屋に取り入れてみてください。
古くから大切にされてきた日本の縁起物。
意識して暮らしに取り入れてみれば、なんでもない一日もちょっぴり楽しくなるかも?
縁起物のある暮らしで、どんどん福を呼び込みましょう♪