2021.10.15 up
親子で作ろう簡単レシピ♪ 型抜きが楽しいスイートポテト[親子のための今月のRemind]
焼いても蒸しても揚げてもおいしい、今が旬のさつまいも。あま〜くてほくほくで、大人も子どももみんな大好きですよね。
この時期は、子どもの学校行事や園行事で芋掘り遠足に行くところも多いはず。たくさん持ち帰ってきて余ってしまうことはありませんか?せっかく自分で掘ったさつまいもなので、自分で調理する楽しさもぜひ一緒に体験させてあげたいところです。
今回は、親子で楽しみながら作れる、型抜きスイートポテトをご紹介します。クッキーのように型抜きすることで、手軽にパクパク食べられますし、小さい子どもでも一緒に調理を楽しむことができますよ。
自分で調理した旬の食べ物を味わうことも立派な食育の一つです。親子で楽しい食育時間を過ごしてみませんか?
材料
・さつまいも 中1本(このさつまいもは400gでした)
・砂糖 40g
・バター 15g
・卵黄1個
・牛乳 20〜30ml程度
・バニラエッセンス 少々
・つや出し用の卵黄
・デコレーションする場合は、チョコペン、チョコチップなど
型抜きスイートポテトを作ってみよう!
では早速作ってみましょう!
普段あまり子どもに料理のお手伝いをさせていない30代後半スタッフ(子どもに手伝ってもらうと余計に時間がかかって、つい自分でやってしまうんです…)と、5歳男児がチャレンジします。
失敗も含め、リアルな様子をお届けしますよ〜!
まずは、さつまいもをしっかり水洗いします。泥汚れをしっかり落としてください。
さつまいもの皮をむきます。初めてピーラーを持たせてみましたが、おぼつかない手元にかなりヒヤヒヤ…。ざっくりと大まかにむいてもらい、仕上げはスタッフがしました。お子さんの年齢に合わせて大人が手を貸してあげてくださいね。
次にさつまいもを一口大にカットします。生のさつまいもは固くて切りにくいので、ここはスタッフが行いました。
カットしたさつまいもを水にさらします。ボウルに入れるところを頼むと、ふざけて一気に水に入れ、あたりがビショビショに…。といってもこれぐらいのことは想定内です。
このまま10分程度アク抜きします。
アク抜き後は水気を切って耐熱容器に入れ、大さじ1位の水を振りかけてラップをかけます。シリコンスチーマーなどを使っても良いですし、ラップに包むだけでも構いません。
その後600Wの電子レンジで約6分。時間はさつまいもの固さを確認しながら調整してくださいね。
さつまいもが柔らかくなったら、マッシャーで潰します。この「潰す」という作業は、工作みたいで楽しいようです。小さい子どもでもできますので、是非やってもらいましょう。
ある程度潰したら、バターと砂糖を入れ、さらに潰しながら混ぜます。
ある程度混ざったら卵黄と牛乳、バニラエッセンスを加え、へらなどでさらに混ぜます。
使用するさつまいもの種類によって水分量が異なりますので、牛乳はさつまいも生地の固さを見ながら少しずつ加えてください。今回は型抜きをするので、型抜きができる程度の固さが必要です。
はい!やらかしました!
牛乳は少しずつ入れようね、と言うより先に、全部一気に入れてしまいました…。何も起こらずスムーズにいくわけがなかったですね…。
これは、もしかしたら牛乳がちょっと多かったかもしれません…。いや、もしかしなくても…。
型抜きをするには少しゆるい状態です。
そんな時は、この状態でラップをかけ、冷蔵庫でしばらく冷やしてください。ゆるかった生地が固まって、ちゃんと型抜きできるようになります。
冷蔵庫でしばらく冷やし、ちゃんと成形できる硬さになりました。
次は、1.5cmくらいの厚さに伸ばします。生地をクッキングペーパーで挟むと、めん棒が汚れずに伸ばしやすいですよ。
この作業は楽しいようで何度もコロコロしていましたので、薄くなりすぎないようによく見てあげてくださいね。
お好きなクッキー型を使って型抜きします。子どもも一番テンションが上がる工程ですね!
型から外しにくい場合は手を貸してあげてください。
今回は、くま、ハート、人形のクッキー型を使用しました。
さてここから突然、5歳児の怒涛のつまみ食いが始まりました。型抜きで発生した半端な部分をつまみ食い…。「おいしい!」と言いながらまたつまみ食い…。大人の目を盗んでまたまたつまみ食い…。
こんな食いしん坊な一面があったことを今更ながら知ることになったのでした…。
つまみ食い攻撃にあいつつも、なんとか無事型抜きされたさつまいも生地。
くまのクッキー型を使うことになり「くまの顔はどうする?」と聞いてみたところ「お顔もちゃんと描きたい!」ということだったので、今回はデコレーション(というほど大層なものではないですが…)にもチャレンジ!
製菓用チョコチップでまずは目と鼻を作ります。焼き上がったらチョコペンで口を描くことにしました。
チョコチップの配置によっては、ちょっとマヌケなお顔になります…
つや出し用の卵黄を塗って、200度に予熱したオーブンで15分焼きます。
焼きあがりました!このまましばらく冷まします。
完全に冷めたら、チョコペンでくまの顔を仕上げます。
ハートのスイートポテトにもデコレーション。チョコが少なくなってきたので、絞り出したチョコをスプーンで塗ってしまうことにしました。
ハートの半分だけにチョコを塗ったものと全面にチョコを塗ったものを作っていましたが、それぞれゲームに出てくるハート(HP)のつもりらしいです。
生地がゆるすぎて型抜きできない事件や、つまみ食い攻撃などなんだかんだありましたが、これで完成です!
いつの間にか、くまは家族の設定になっており「これがお父さん、これがお母さんで、これがぼくで〜…」と説明してくれました。なんて微笑ましい…!
どれから食べようかな〜?なんて悩みながら、自分で作ったスイートポテトをおいしそうにほおばっていました。
さいごに
子どもと一緒に作る、型抜きスイートポテトの作り方をご紹介しました。
スイートポテトは、そんなに難しい工程はないので子どもも一緒に作りやすいスイーツです。
「皮むきは難しいけれど潰すことはできそう」とか「型抜きやデコレーションだけ一緒にやってみよう」など、お子さんの年齢に合わせてできる作業を選んでくださいね。
ピーラーや包丁を使う際には、十分注意して使用してください。
子どもと一緒に作ると想定外のハプニングが起こることもありますが、終わってしまえばそれすらも楽しい思い出の一つです。
秋のお楽しみの一つとして、スイートポテト作りを家族の恒例行事にするのも楽しそうですね。
この秋、さつまいもがたくさんあったら、ぜひお子さんと一緒に作ってみてください!