2021.11.10 up
親子でお手軽クッキング♪旬の甘みを閉じ込めた「りんごのゼリー」[親子のための今月のRemind]
あま〜い香りにシャキシャキ食感。そのまま食べてもスイーツにしても美味しい、りんごのシーズンがやってきました。品種にもよりますが多くのりんごは11月に旬を迎え、スーパーなどにもたくさん出回るようになります。
ふじや紅玉などが有名ですが、日本で栽培されているりんごの種類はなんと約2000種類!こんなにたくさんのりんごがあるなんて驚きですね。
スーパーで手に入るりんごの品種は限られていますが、時期によって様々なりんごが出回るようになります。食べ比べして家族が気に入ったりんごを「我が家の定番」にしてもいいですね。
今回は親子で簡単に作れる、いろんな食感が楽しい「りんごゼリー」をご紹介します。ゼリー作りは工程も少なく、気軽に作りやすいスイーツ。
外遊びも少し寒い季節になってきました。ちょっとしたおうち時間を使って、親子で旬のフルーツを味わうスイーツ作りを楽しんでみませんか?
材料
すりおろしりんごゼリー(下段)
・りんご 1/2個
・砂糖 30g
・粉ゼラチン 2.5g
・レモン汁 大さじ1
・水 150ml
トロトロ&シャキシャキりんごゼリー(上段)
・りんご 1/2個
・砂糖 30g
・粉ゼラチン 2.5g
・レモン汁 大さじ1
・水 150ml
以上の材料で200mlのカップに2個分のゼリーができます。
3つの食感が楽しいりんごゼリーを作ってみよう!
では早速作ってみましょう!
今回のりんごゼリーのポイントは色んな食感が楽しめること!
すりおろしたりんご、煮こんでトロトロになったりんご、角切りのシャキシャキりんごの3つの食感です。
下半分がすりおろしりんごゼリー、上半分がトロトロ&シャキシャキりんごゼリーの2層のゼリーになっています。
親子で楽しむ企画ではおなじみ、30代後半スタッフと5歳男児が今回もチャレンジしますよー!
まずは、すりおろしりんごゼリーを作ります。
りんごの半分を子どもの手に持ちやすい大きさに切って、すりおろします。初めてすりおろし器を使わせてみたので、見ている方はちょっとヒヤヒヤ…。ボウルが動くと危ないので、ボウルを押さえて、手をケガしないようにしっかり見てあげてくださいね。
小鍋にすりおろしたりんご、水、砂糖を入れて1分程度煮立たせたら火を止め、粉ゼラチンを振り入れてよく混ぜます。
今回はふやかす手間がいらないタイプの粉ゼラチンを使用していますが、使用するゼラチンによっては、先に水でふやかしておいてください。
粗熱が取れたら容器の半分くらいまでゼリー液を入れ、冷蔵庫で冷やし固めます。
固まったらすりおろしりんごゼリーは完成です。
次は角切りりんごゼリーを作りますよー!
残り半分のりんごを角切りにします。
今回は、大人がまず短冊切りにし、それを角切りにする作業を5歳児にやってもらいました。不揃いな形でもゼリーで固めてしまうので気にしないことにしましょう。
普通の三徳包丁を持たせましたが、お子さんの年齢や興味の度合いによっては、子どもサイズの包丁を用意してあげもいいかもしれません。
小鍋に水、砂糖、レモン汁を入れて沸騰させます。沸騰したら角切りにしたりんごのうちの半分を鍋に入れて10分ほど煮ます。5歳児にはりんごを鍋に入れてもらいましたが、湯気の熱さにビビり、時々りんごを落としていました…
火を止めて、残りの角切りりんごと粉ゼラチン2.5gを入れてよく混ぜます。
煮詰めて柔らかくなったりんごと、火をあまり通さず食感を残したりんご、2種類の食感を楽しめるようにしています。
粗熱が取れたら、固まったすりおろしりんごゼリーの上に流し入れ、冷蔵庫で冷し固めます。
しっかり固まったら完成です!
失敗のしようがないくらいの簡単さで、子どもと一緒に作るにはぴったりではないでしょうか。
「早く固まらないかなー」と言いながら何度も冷蔵庫を開けて確認していましたが、そういえば自分も子どもの頃、ゼリー作りの時に同じことをしていたなとふと思い出しました。
どんなゼリーだったかなどは詳しく覚えていませんが、何度も冷蔵庫を開けていたことは覚えています。同じように、こうやって一緒にゼリーを作ったことが子どもの記憶にうっすらとでも残るといいなと、そんな風に感じたゼリー作りでした。
さいごに
子どもと一緒に作る、3種類の食感を楽しむりんごゼリーの作り方をご紹介しました。
今回はシンプルな容器を使いましたが、小さめの容器でたくさん作ってもいいですし、子どもの好きな動物や乗り物のゼリー型で作ってもいいですね。
子どもの年齢によっては、ゼラチンを混ぜる、りんごを入れる、ゼリー容器に移すなど、簡単な作業だけをやってもらっても十分です。すりおろし器や包丁を使う際には大人がしっかり注意して見てあげてくださいね。
りんごの甘い香りに包まれた、今の季節ならではの親子の時間を楽しんでみてくださいね。