2022.01.22 up

甘酸っぱくて爽やか♪レモンジャムを作ってみよう![親子のための今月のRemind]

柑橘系のフルーツがおいしい冬の季節。国産レモンも冬の今が旬となっています。

そんな今だけのおいしさをジャムにして長く味わうのも、旬の時期ならではの楽しみですね。

 

ちなみに夏だったらブルーベリージャムもおすすめ。

[今月のRemind 8月編] 旬の味をとじこめて。夏の果物でジャム作り

読みもの

[今月のRemind 8月編] 旬の味をとじこめて。夏の果物でジャム作り

2021.08.25 up

桃、あんず、ブルーベリーなどの夏が旬の果物。みずみずしくて甘みがあり、冷やして食べると夏に嬉しい極上のスイーツです。そん…

桃、あんず、ブルーベリーなどの夏が旬の果物。みずみずしくて甘みがあり、冷やして食べると夏に嬉しい極上のスイーツです。そん…

 

スーパーで一年中買えるレモンですが、そのほとんどは実は輸入物。国産レモンの旬は12月から大体3月頃です。レモンの栄養素は皮に多く含まれているので、皮も一緒に食べるなら国産が安心。酸味が強烈ですが、あまーいジャムにすれば子どもも食べてくれるかも?

 

この冬は、旬の国産レモンを使って子どもと一緒にレモンジャムを作ってみませんか?

 

 

 

 

国産レモンと海外産レモン

国産レモン

 

ジャム作りはなぜ国産レモンにこだわるのでしょう?

 

日本で流通しているレモンのおよそ8割は海外産。船で輸入される場合、日本に運ばれてくるまでにカビが生えてしまうため、海外産のレモンには防腐剤・防カビ剤が使用されているのです。

 

実だけを使用する場合には問題ありませんが、皮も使って苦味の効いたレモンジャムを作るなら、国産レモンを使用しましょう。

 

また、防カビ剤、防腐剤を使用していなくても、国産でも農薬が使用されていることもあります。「無農薬」と明記されていなければ、農薬が使用されている可能性もありますので、皮は念入りに洗ってくださいね。

「茹でこぼし」は、農薬を落とすためにも、苦味を抑えるためにも有効な方法です。

 

 

 

 

材料

 

国産レモンを使ったレモンジャムの材料

 

・国産レモン   お好きなだけ

・グラニュー糖  果肉、外皮、果汁の合計の60〜70%程度を目安にお好みで

 

 

 

 

レモンジャムを作ってみよう!

 

では早速作ってみましょう!
親子で楽しむ企画ではおなじみ、30代後半スタッフと7歳男児がチャレンジします!

 

国産レモンの皮を剥いているところ

まずは皮をたわしなどでしっかり洗い、ピーラーや包丁で外側の黄色い部分の皮のみをむきます。白いワタの部分は、リモノイドと呼ばれる苦味成分が強いので使用しません。

 

外皮だけをむくのですが、硬くてピーラーがなかなかスムーズに動きません。低年齢の子どもには危険ですので、ここは大人がやってください。かなり根気のいる作業でした。

 

ちなみに、この時点で部屋中がものすごいレモンの香りに包まれました。爽やかでいい香り〜♪

 

国産レモンの皮を細かく刻む

続いて、外皮を細く切ります。やはり皮が硬いので切りにくそうでした。

大人が十分注意して見てあげてくださいね。

 

国産レモンでジャム作り

外皮だけをむいて、細く刻みました。

 

国産レモンでジャム作り

ワタの残ったレモンをくし形切りにし、手で種や薄皮、ワタを取り除き、果実のみを取り出します。ツルツル滑り、これまたやりにくかったようなので、途中からワタは包丁で削ぐことにしました。

 

国産レモンでジャム作り

外皮と果肉だけになりました。

 

レモンの皮を茹でこぼす

外皮を3回茹でこぼします。

「茹でこぼす」とは、材料と水を鍋に入れ沸騰させ、しばらく煮立たせた後に茹で汁を捨てること。

 

外皮にも苦味成分であるリモノイドが含まれており、茹でこぼすことで苦味を減らすことができますし、もし農薬などが残っていた場合、残存量を減らすことができます。

 

国産レモンでジャム作り

茹でこぼした外皮と果実・果汁を合わせて、スケールで重さを測ります。その重さの約60〜70%(お好みで調整してください)の重量のグラニュー糖を用意してください。

 

全て鍋に入れ、中火で10分程度煮立たせ、アクが出てきたら取り除きます。

 

レモンジャムを煮込んでいる

水分が飛んで少しとろみが出るくらいまで弱火で煮詰めます。ちょっとゆるいかな?と感じるくらいで火を止めます。冷ますと適度に固まります。

 

国産レモンのレモンジャム

熱いうちに、煮沸消毒した瓶に詰めれば完成!

 

国産レモンのレモンジャムでホットレモネード

甘酸っぱくてかすかな苦味がいいアクセントの、おいしいレモンジャムができました。

 

トーストに塗ったりヨーグルトに添えたり、お好きな食べ方で召し上がってください。

寒いこの季節には、お湯で割ったホットレモネードもおすすめ。子どもにはホットカルピスで割ってもいいですね。

 

 

 

 

さいごに

子どもと一緒に作る、国産レモンを使ったレモンジャムの作り方をご紹介しました。

 

ビタミンCをはじめ、​​βカロテン・カリウム・カルシウムなど栄養豊富なのはご存知の通りですが、皮に含まれる栄養価はなんと果汁の10倍なんだとか!風邪予防にもいいので、この時期は積極的に摂りたいですね。

硬い皮の処理がちょっと手間ですが、この時期だけの旬の国産レモンで皮まで丸ごといただいて、家族みんなで元気に冬を乗り切りましょう!

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