2022.08.30 up
旬のおいしさを丸ごと味わう、コーンポタージュを作ろう![親子のための今月のRemind]
7〜8月が旬のとうもろこし。
甘くてプリッとした実と、そのつぶつぶ感は子どもたちにも大人気です。
鮮度が命のとうもろこしは、収穫直後からどんどん甘みが減っていってしまいます。皮付きのまま冷蔵庫で保存し、なるべく早めに食べるようにしてくださいね。
茹でたり焼いたりして一本丸ごと味わうのも最高ですが、旬の甘さを逃さず味わえるコーンポタージュもおすすめ。
特に難しい工程はないので、子どもでもチャレンジしやすいレシピです。夏の食育体験に、ぜひ親子で作ってみませんか?
材料
(4人前)
・とうもろこし 2本
・玉ねぎ 1/2個
・コンソメ 小さじ2(またはキューブ1個)
・オリーブオイル 大さじ1
・水 250ml
・牛乳 300ml
・塩 適量
コーンポタージュを作ってみよう!
では早速、子どもと一緒に作っていきましょう!
とうもろこしの皮をむいて、半分または3等分の輪切りにし、包丁を使って粒を削ぎ落とします。残った芯は後で使いますので、捨てないでくださいね。
包丁での削ぎ落としは、子どもには危ない場合も。大人がしっかり見てあげてください。
包丁で粒を外すのが難しそうな低年齢の子どもの場合は、ちょっと時間はかかりますが手で外してもOK。持ちやすいサイズに輪切りにしてあげると外しやすいですよ。
玉ねぎは薄切りにします。
フライパンにオリーブオイルを熱し、玉ねぎととうもろこしを加えます。焦がさないよう注意して、玉ねぎがしんなりするまで中火で炒めます。
水とコンソメ、取っておいた芯を加えて、蓋をして10分ほど煮ます。
捨ててしまいがちな芯ですが、実はカリウムなどの栄養素が豊富で旨味成分も含まれています。一緒に煮込むことで出汁が出て、芯の栄養も旨味も有効活用できちゃいます。
ここで飾り用の粒を少しよけておきましょう。
粗熱が取れたら、ミキサーにかけて撹拌します。
今回は素材を丸ごと楽しむため裏漉ししませんでしたが、なめらかな舌触りのスープがお好みの方はここでザルなどを使って裏漉しをしてください。裏漉しなしの場合は、もったりとして食べ応えのあるポタージュになります。
鍋に入れ、牛乳を加えて温めます。最後に塩で味を調えれば完成!
おいしそうな匂いが漂い、子どもたちも「早く飲みたい!」と待ちきれない様子。
朝ご飯にも嬉しいコーンポタージュ。旬の甘さがぎゅっと詰まっています。
さいごに
今回は、旬のとうもろこしを使ったコーンポタージュをご紹介しました。
我が家の子どもたちはコーンスープが大好きで、よく市販の粉末スープを飲んでいますが、生のとうもろこしから作ったポタージュは初めて。「いつもと全然違う!あまーい!」と大喜びでした。「またとうもろこし買ってきて作ろうね」と料理に意欲的な発言も。料理の楽しさや旬の素材のおいしさを感じられるいい経験になったかな?
夏も残りわずかとなりました。とうもろこしが出回るのもあと少しです。今の季節ならではの味覚を、ぜひ親子で楽しんでみてくださいね。