鴻雁北(こうがんかえる) 七十二候の中で、清明(せいめい)の次候にあたります。 南から到来するツバメとは入…
2021.09.18 up
玄鳥去(つばめさる)
玄鳥去(つばめさる)
七十二候の中で、白露(はくろ)の末候にあたります。
春先に日本にやってきたツバメが、子育てを終え、南へ帰っていく頃。
「玄鳥」とはツバメの異名。
秋の「玄鳥去(つばめさる)」と春の清明の初候「玄鳥至(つばめきたる)」が対になっています。 ※玄鳥至(つばめきたる 4月4~8日頃 ツバメが南から海を渡ってやってくる頃。)
ツバメの巣は民家の軒先など人目に付きやすい場所に作られる。これは、人の気配があるところで巣作りをすることで、天敵であるカラスを寄せ付けないからです。
冬を過ごす国は、東南アジアやオーストラリアなど。ツバメの移動距離は3,000kmといわれています。春にはまた元気に戻ってきてほしいものです。
渡り鳥
- 「夏鳥」・・・繁殖のため夏を日本で過ごし、越冬のため再び南へ渡る鳥。ツバメ・オオルリ・キビタキなど
- 「冬鳥」・・・越冬のため冬を日本で過ごし、繁殖のため再び北へ渡る鳥。雁・オオハクチョウ・ジョウビタキなど。
- 「旅鳥」・・・日本より北で繁殖し日本より南で越冬する渡りの途中に日本を通過し立ち寄る鳥。シギ・チドリなど。
※「留鳥」・・・対して越冬・繁殖を同一の地域で行う鳥。スズメ・メジロなど。
1年を72に区切って、季節を細かく分け、そのひとつひとつは気象の変化や動植物の様子を短い言葉で表現されています。『二十四節気』は半月ごとの季節の変化を示していますが、これをさらに分けて、5日ごとに区切って表したものを『七十二候』といいます。季節の変化を細かく見つめ、農作業に生かしていたようです。
意外と知らないカレンダーのあれこれ 教えて!めくろう君(七十二候について)
春夏秋冬の『四季』。立春から大寒までの『二十四節気』。そして、それをさらに細かく分けて表現した『七十二候』。言葉にはさまざまな意味が込められており、字面を見るだけでも季節を感じられそうです。
子育てを終えて旅立つツバメ。翌年の春になると、また同じ巣に戻ってくるんだって!ちゃんと覚えててすごい!ツバメの巣は大切に見守ってあげてね。
めくろうくんのちょっと雑学!?
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四季の移り変わりと共にある二十四節気、方位や時間、日々の吉凶を示す六曜など、日本の暦は365日、1日1日がそれぞれの意味を持っています。1日の大切さと四季折々の暮らしの節目を、暦の中で感じてください。12ヵ月のイメージを12色で伝える、使いやすいカレンダーです。
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