玄鳥去(つばめさる) 七十二候の中で、白露(はくろ)の末候にあたります。 春先に日本にやってきたツバメが、…
2021.09.23 up
雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)
雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)
七十二候の中で、秋分(しゅうぶん)の初候にあたります。
春から夏にかけて鳴り響いた雷が鳴らなくなってくる頃。
秋の「雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)」と春の春分の末候「雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)」が対になっています。 ※雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす 3月30日~4月3日頃 恵の雨をもたらす雷が遠くで鳴り始める頃。)
ふと空を見上げると晴れ渡る秋の空。夏の間には夕立を呼んできた大きな入道雲から、うろこ雲へと変わっていっています。
残暑も落ち着き、清々しい季節となりました。
秋の雲
- 「うろこ雲(鱗雲)」・・・巻積雲(けんせきうん)の一種。上空の高いところ(上空約5,000m以上)で発生します。雲が小さく、薄く透き通っている。他には鯖の背中の模様のような「さば雲(鯖雲)」、まるで鰯の大群のような「いわし雲(鰯雲)」も同じ巻積雲です。
- 「ひつじ雲」・・・高積雲(こうせきうん)の一種。巻積雲と比べると、発生する場所が低い(上空約2,000m以上)。陰影があり立体的。
見分け方は空に指をかざして、
- 小指で隠せる→うろこ雲
- 人差し指で隠せない→ひつじ雲
1年を72に区切って、季節を細かく分け、そのひとつひとつは気象の変化や動植物の様子を短い言葉で表現されています。『二十四節気』は半月ごとの季節の変化を示していますが、これをさらに分けて、5日ごとに区切って表したものを『七十二候』といいます。季節の変化を細かく見つめ、農作業に生かしていたようです。
意外と知らないカレンダーのあれこれ 教えて!めくろう君(七十二候について)
春夏秋冬の『四季』。立春から大寒までの『二十四節気』。そして、それをさらに細かく分けて表現した『七十二候』。言葉にはさまざまな意味が込められており、字面を見るだけでも季節を感じられそうです。
旬の魚は「はぜ」。江戸前天ぷらの代表だね!隅田川では釣ったはぜをその場で食べられる屋形船もあるんだよ。旬の野菜はやっぱり「松茸」かな。
めくろうくんのちょっと雑学!?
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四季の移り変わりと共にある二十四節気、方位や時間、日々の吉凶を示す六曜など、日本の暦は365日、1日1日がそれぞれの意味を持っています。1日の大切さと四季折々の暮らしの節目を、暦の中で感じてください。12ヵ月のイメージを12色で伝える、使いやすいカレンダーです。
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