2023.02.05 up

暦のおはなし

元気に豆まき!福を呼び込もう『節分』

節分(せつぶん)とは?

節分とは雑節のひとつ。

 

二十四節気で一年の始まりとされる立春の前日。

 

もともとは“季節の分かれ目”を意味し、「立夏・立秋・立冬の前日」も節分とされていた。そして、特に1年の始まりとされる立春の前日(旧暦では大晦日にあたる)の「節分」には邪気が入りやすいと考えられ、豆まきも、新年を迎えるための邪気祓いのひとつとして行われてきました。

 

豆まきは宮中で行われていた「追儺(ついな)」という鬼払いの行事が広まったとされています。

 

 

節分は立春の前日

節分は立春の前日。

二十四節気の立春は地球と太陽の位置を国立天文台が観測して決定します。

 

2021年(令和3年)には節分が1897年(明治30年)以来124年ぶりに2月2日なりました。ちなみに1984年(昭和59年)には2月4日でした。

 

 

柊鰯(ひいらぎいわし)

 

節分に焼いた鰯の頭に柊を刺し戸口に飾り、鰯の臭いと柊の葉の棘で悪い鬼を追い払おうとする古くからある風習。「鰯の頭も信心から」(=鰯の頭のように一見つまらないものでも、信仰の対象になればありがたいと思われるようになるというたとえ。)ということわざの由来ともなると言われる。

 

 

福茶

福豆を入れた縁起の良いお茶。福豆とは炒った大豆。豆まきに使った福豆と梅干し、茶葉を急須に入れてお湯を注ぎます。福がくるようにと願いを込めて飲みましょう。

 

 

恵方巻き

江戸時代末期以降に、無病息災や商売繫盛につながるとされ関西地方を中心に節分の夜に食べられていた太巻き。その年の恵方を向き願い事を考えながら無言で丸かじりします。

 

恵方巻きの具は七福神にちなんで七種が定番とされています。

鰻や穴子の蒲焼、厚焼き玉子、きゅうり、エビ、桜でんぶなどが多く使われますが、最近では変わり種としてカツやローストビーフなど色とりどりになりました。節分にはスーパーのお惣菜コーナーに所狭しと恵方巻が並び、日本全国で食べられる季節の食材になっています。

 

 

『雑節(ざっせつ)』 とは・・・
季節の移り変わりを掴むための特別な暦日のこと。中国で作られた「二十四節気」とは別に、日本の気候や暮らしの中から生まれた日本独自の季節の変化の目安となってきたものです。おもに農作業を行う人々の知恵や経験から生まれているようです。

詳しくはこちらから

 意外と知らないカレンダーのあれこれ 教えて!めくろう君(雑節について)

 

 

 

立春(りっしゅん)

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雑節は、日本人が作り出した季節の移り変わりを表わす言葉です。この他にも馴染み深い「土用」や「彼岸」などがあります。「節分」や「八十八夜」などは雑節とは知らずに季節の恒例行事として身近な存在になっていますね

 

 

子どもたちにとっては鬼が恐ろしいちょっと怖い行事かな?外は寒いけど元気よく大きな声で鬼をやっつけよう!「鬼は内!」と掛け声をかける地域もあるよ!

めくろうくんのコソコソばなし!?

 

 

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四季の移り変わりと共にある二十四節気、方位や時間、日々の吉凶を示す六曜など、日本の暦は365日、1日1日がそれぞれの意味を持っています。1日の大切さと四季折々の暮らしの節目を、暦の中で感じてください。12ヵ月のイメージを12色で伝える、使いやすいカレンダーです。

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